
1型糖尿病
1型糖尿病は、膵臓でインスリンをつくるβ(ベータ)細胞が、自己免疫などによって壊され、インスリンがほとんど分泌されなくなる病気です。お子さんや若い方に発症することが多い一方、年齢を問わず起こります。生活習慣が主な原因となる2型糖尿病とは成り立ちが異なり、治療にはインスリンの補充が欠かせません。
■主な症状
のどの渇き・水分を多くとる・尿の量が増える・体重が減る・強い倦怠感などが、比較的急にあらわれることが多いのが特徴です。発見が遅れると、糖尿病ケトアシドーシスという緊急性の高い状態になることもあるため、こうした症状が続く場合は早めの受診をお勧めします。
■2型糖尿病との主な違い
・原因:自己免疫などによるインスリンの欠乏(2型は生活習慣やインスリンの効きにくさが中心)
・発症:小児〜若年に多いが全年齢で起こる(2型は中高年に多い)
・体型:やせ型でも発症する(2型は肥満を伴いやすい)
・治療:インスリン治療が必須(2型は食事・運動療法や内服から始めることが多い)
■治療の考え方
不足するインスリンを注射やインスリンポンプで補うのが基本です。血糖自己測定や持続血糖モニタリング(CGM)で血糖の動きを把握しながら、食事の量やタイミングに合わせてインスリン量を調整します。低血糖への備えや、体調不良時(シックデイ)の対応も、医師・スタッフと一緒に確認していきます。
■日常生活で大切なこと
・インスリン治療を自己判断で中断しない
・低血糖に備えてブドウ糖などを携帯する
・体調不良時(シックデイ)の対応をあらかじめ確認しておく
・定期的な通院と合併症の検査
→ 不安なことや治療の調整は、その都度主治医にご相談ください。
新たに1型糖尿病が疑われる場合や、インスリンポンプの導入などより専門的な治療が必要な場合は、連携する専門医療機関と協力しながら対応します。
南條内科でできる検査・治療
南條内科では、糖尿病専門医が問診・診察に加え、以下の検査・治療を組み合わせてご対応します。
- 血糖値・HbA1c・各種検査による血糖状態の評価
- 持続血糖モニタリング(CGM)による血糖変動の把握
- インスリン治療の導入・調整
- 低血糖・シックデイ対応など療養のサポート
- 合併症(神経・網膜・腎症など)の定期的な評価
- 必要に応じた専門医療機関へのご紹介
担当・関連診療科
1型糖尿病に関するご相談は 糖尿病内科 でお受けします。健診で血糖値やHbA1cを指摘された方は 血糖値が高い / HbA1cを指摘された もご参考ください。