結論
ヒアルロン酸注入は、ほうれい線・頬こけ・顎の輪郭形成など、ボリュームが失われた部位を自然に補填する治療です。部位と製剤を適切に選ぶことで、作りものっぽくない仕上がりが目指せます。
ヒアルロン酸は体内に存在する保湿成分と同じ成分で、分解後も肌への影響が少ない安全性の高いフィラーです。製剤の硬さ・粒子の大きさ・持続期間にバリエーションがあり、部位ごとに使い分けます。
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カウンセリングで顔のボリューム分布を確認し、必要な部位と量を診断します。
ほうれい線、頬のボリューム、顎先の形成、眉間へのボトックス併用など、当院で実施したヒアルロン酸注入の症例を4例ご紹介します。
*(医師監修:平田 詩乃|内科専門医・日本美容内科学会会員)*
*最終更新日:2026年4月6日*
ヒアルロン酸注入は、加齢や痩せによって失われたボリュームを補い、顔の立体感を整える治療です。当院で実施した4症例をご紹介します。
使用している製剤
アラガン社のジュビダームビスタシリーズを中心に使用しています。部位や目的に応じて、柔らかめで頬のラインに自然になじむタイプ、硬めで顎先や鼻筋の形成に向くタイプなど、複数の製剤から使い分けます。ヒアルロン酸は加水分解酵素(ヒアルロニダーゼ)で溶解できるため、結果が気に入らない場合でも修正や中止ができるのが特徴です。
症例1:ほうれい線・頬こけ・顎の複合注入
ほうれい線だけを埋めようとすると、頬側のボリューム低下が残ってかえってシワが目立つことがあります。この症例では、頬のくぼみ、ほうれい線、顎先の3か所に部位ごとに異なる製剤を使い分けて注入しています。顔全体のバランスを見ながら配置することで、自然な立体感が出ます。
症例2:ほうれい線単独
ほうれい線そのものに沿って、浅い層と深い層に少量ずつ注入した症例です。深い部分には支持力のある製剤、浅い部分にはなじみの良い製剤を使い、段差が残らないように仕上げます。注入量が多すぎるとブルドッグのように口横が重たく見えるため、控えめに入れて必要なら2回目で追加する方針が基本です。
症例3:顎先の形成
顎先にボリュームを足すことで、横顔のラインが整い、顔が引き締まって見えます。Eライン(鼻先と顎先を結んだライン)とのバランスを確認しながら注入量を決めるのがポイントです。硬めの製剤を骨膜近くに注入することで、立体感を長く保つことができます。
症例4:眉間(ヒアルロン酸+ボトックス)
眉間の深い縦ジワは、ボトックスだけでは埋めきれないことがあります。この症例では、ボトックスで筋肉の動きを抑えたうえで、残った溝に少量のヒアルロン酸を入れて段差を埋めました。ボトックスとヒアルロン酸は作用が異なるため、組み合わせることで単独治療では届かない部分までカバーできます。眉間は血管構造の関係で注入リスクがやや高い部位なので、経験のある医師が慎重に行う必要があります。
効果と持続期間
ヒアルロン酸の持続期間は製剤によって異なりますが、おおむね6〜18か月です。柔らかいタイプは早く吸収され、硬いタイプほど長持ちします。注入後は少しずつ馴染み、2週間ほどで最終的な仕上がりに落ち着きます。
ダウンタイムと副作用
注射部位の腫れや内出血は1〜2週間で落ち着きます。施術直後からメイクは可能ですが、施術当日の強い運動や飲酒、サウナは控えていただきます。
まれな副作用として、血管内注入による血流障害があります。当院ではカニューレ(先端が丸い針)の使用や、注入前の陰圧確認など、リスクを最小化する手技を採用しています。異常な痛みや皮膚の色調変化があれば速やかにヒアルロニダーゼで溶解します。
ご相談について
ヒアルロン酸は部位選びが結果を大きく左右する治療です。気になる部位だけを見るのではなく、顔全体のバランスから必要な場所を診断しますので、まずはカウンセリングにお越しください。
ヒアルロン酸注入の施術ページ※ 効果には個人差があります。詳しくは医師にご相談ください。
※ 本記事は医師監修のもと作成していますが、個別の診断・治療を目的としたものではありません。
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